東京慈恵会医科大学附属病院 臨床研修医募集

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ごあいさつ

井田院長からのメッセージ

東京慈恵会医科大学の歴史

東京慈恵会医科大学は1881年に高木兼寛先生によって設立された医学校です。高木先生の理念はイギリスの医療思想を取り入れた「病気を診ずして 病人を診よ」という、患者中心の医療を唱えたものです。

建学の精神『病気を診ずして 病人を診よ』

「病気を診ずして 病人を診よ」という考えは、単に疾患や治療、診断などを捉えるのではなく、心もケアをしていくというのが最大の特徴です。

慈恵医大病院(本院)での臨床研修について

新橋にある東京慈恵会医科大学附属病院、「本院」と我々は呼びますが、こちらは高度先進医療や難病といったものを中心に扱っている病院になります。

臨床研修医の先生方にとっては、この時期は将来を考える上で非常に重要であると位置づけており、主に医師の基礎的素養を学ぶ場としてこちらの病院は設立されています。附属病院で行われている高度先進医療を見ることによって、自分の将来を考える一助になるということも、一ついい面があると考えます。

同時に複雑な病態を有している患者さんが他院よりも多いという側面があり、患者さんを治療するためには、複合的かつ包括的に診ていく力が必要です。

今後は国際化の波が訪れますので、国際医療への展開など、様々なことを企画し、グローバルな対応にも注力していこうと思っています。

小児・周産期センター、新外来棟に関して

2020年1月には小児・周産期センターがオープンします。ここは小児と周産期に関わる高次医療を扱う病棟になります。もうひとつは新外来棟です。外来部分が新しいビルに移り、一般的な医療に加え、最上階では、これからおこなわれる未来医療、例えば遺伝子治療や再生医療といったものを扱い、外来を展開していきます。

医学生へのメッセージ

私は皆さんの医師としてのスタート、そしてこれからのキャリアデザインをサポートしたいと考えています。2018年度からはメンター制度を導入し、きめ細かい臨床研修をおこなっています。私を含めた慈恵医大の教育スタッフは、皆さんが良き医療人となることが最大の願いだと考え、日々取り組んでいます。多くの先生方と、この慈恵医大附属病院で一緒に臨床研修をおこなえることを嬉しく思います。


井田 博幸 – いだ ひろゆき
病院長 小児科


川村センター長からのメッセージ

慈恵医大の附属病院に関して

本院の研修というのは、都心の本院に属しながら、葛飾区、狛江市、千葉県の柏市の中核病院である3つの附属病院を選択科で回ることができ、高度先進医療からコモンディジーズまで幅広い研修ができるという特徴があります。

研修協力病院に関して

2020年から市中病院を選択期間で選ぶことができます。佐久総合病院や旭中央病院、足利赤十字病院などの病院を9つほど選択できるようになっており、約6ヶ月間その病院で研修ができるというシステムにしました。

メンター制度に関して

2018年度採用からメンター制度を導入しました。通常のメンター制度は研修医一人に対し一人のメンターがつく制度なのですが、慈恵医大の場合は、研修医5〜6人ぐらいのグループに対してメンターが4〜5人つきます。メンターの中には看護師も入っており、女性医師のサポートなどもおこなっています。月に1回チームごとに集まり、お茶などを飲みながら研修医方の悩みを聞いたりアドバイスをしたりと、ざっくばらんかつ、きめ細かいサポートをしてくれています。

指導医に関して

各診療部には研修指導医というものがおります。卒後7年以上の臨床経験を経て、厚労省の指定する指導医講習会を受けている医師があたります。研修の指導の仕方をよく熟知している指導医、その下には後期研修医がおり、慈恵医大が大事にする「屋根瓦方式」の教育システムを取り入れ、指導に当たっています。

学外出身者の受け入れ

慈恵医大の研修の特徴なのですが、慈恵医大卒とそうでない方を指導医が区別することは全くありません。また実際の指導医の方にも、他学卒業の方が沢山おります。現在の研修医の比率をお伝えすると、半々かあるいはやや他学出身の方が多い割合になっています。

地域医療研修に関して

慈恵医大のもう一つの研修の特徴として「地域医療研修」に力を入れています。都内では開業されている先生方の所へ行き、検証する施設も多いのですが、慈恵医大の場合は僻地医療をおこないます。例えば新潟県の魚沼市や福島県の鹿島町、こういった病院と協力しあい、最低1ヶ月間その地域の方に、在宅医療やプライマリーケア、また訪問看護ステーションなどの介護福祉施設と一緒に患者さんを診ていくような研修もおこなっています。

一般外来研修に関して

2020年から研修ブログラムが変わり「外来研修」が必修化されました。都会の大きな病院の場合、初診時の一般的な病気を見るという機会がなかなか少ないため、地域研修時に4週間の外来研修をさせていただくプログラムとなります。

医学生へメッセージ

我々もそうでしたが、研修医というのは先輩から手取り足取り指導して頂くことで、一人前の医者になっていきます。慈恵医大の特徴として、先輩から教わったことは後輩につないでいく屋根瓦方式の教育があり、その精神を持った医者が沢山います。

先輩達の中にも、研修医を熱くしっかりと指導していくという体制が整っていますから、本当に心配せず先輩を頼ってほしい。これが慈恵医大の研修の特徴だと思っています。


川村 哲也 – かわむら てつや
臨床研修センター センター長
腎臓・高血圧内科